- 根菜と大豆の炊き込みご飯
<材料>牛蒡、蓮根、サツマイモ、大豆 - 味噌汁〔豆腐・スジ(魚介原料の練り物…東京中心に、おでんなど煮物に使われている)・長ネギ〕
- 塩鮭のフライにターサイの付け合わせ
<材料>塩鮭(甘口)、クスクス、ターサイ/たれ用調味料=トマトピュレ・酒(またはワイン)・醤油 - 千切り大根とシラスの和えもの
<材料>大根、人参、シラス(またはチリメンジャコ)、胡麻油、塩、果実酢など
野の扉から今冬はじめて届いたゴボウ。太いです。千葉県大浦町(市町村合併で現在は匝瑳市大浦地区)に江戸時から伝わるという「大浦太牛蒡」。極太サイズのゴボウでは関西では京都特産の「堀川牛蒡」が有名ですが、匹敵するたくましい姿に目を見張ります。首都圏の農産物を供給する大生産地千葉県ですが、スーパーでは見かけたことがない気がしていました。実は成田山新勝寺で奉納するための契約栽培でほとんど持って行かれる(県公式観光物産サイトより)ので、市場には出回らないそう。
無骨な外面に似合わず、香り良く、固すぎず、程よい歯ごたえで美味しさを引き立てる太牛蒡の魅力、なかなかのものです。もっと食卓に身近になってくれないかなあ。
この太牛蒡が野の扉から届き始めたのは2011年の終わり頃だったと、過去の「昼飯日記」で発見。自分で書いた文なのに大方は記憶から抜けていて、
「煮物にするとよく味がしみる、太い牛蒡があるのだと知ったのはこっちに来てから。京都の堀川牛蒡がよく知られているが、東京の正月のおせちに入っている牛蒡の煮しめも、千葉の大浦牛蒡が使われたりすると知ったのも、ついこないだのこと。それも昨年暮に野の扉から初めて届いた太っとい牛蒡を見てから。直径5センチはありそうな、肌もごつごつといかついこの太牛蒡、煮ると、意外やすぐに火が通って、味も染みこみやすい。この冬は何度か野菜ボックスに入ってきているので、あれこれとレシピを考えるのも楽しい。このつぎはくつくつと柔らかく煮てポタージュスープにしてみようかな。」
なんて書いていたんですね。写真も当時のもの。
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