昼めし日記

☆7月22日(金)のメニュー☆

 ・おこげごはん
 ・キャベツとキュウリと卵焼き(前日の)の味噌汁
 ・全粒粉)車麩の卵焼き葱のせ
 ・千切りキュウリと人参と春雨の胡麻酢醤油和え


家では鉄釜、事務所では鍋でご飯炊き。2〜3人分くらいなら、炊き上がりまで15 分ほどと、時間もかかりません。他の料理に気を取られていたら、おこげもできました。香ばしくおいしく、そしてちょっぴり懐かしい。竃に薪をくべてごはん を炊いていた母の姿を思い出します。明治大正じゃありませんよ〜、いくらなんでも。「三丁目の夕日」の昭和30年代初め。もちろんテレビなし、洗濯機な し。冷蔵庫なし。県庁所在地でも水道はまだ行き渡らず、ブリキのバケツを両手で持って共同水道まで汲みに行かされてた。そのせいか二の腕逞しく(?)よく 腕相撲をやっていましたわ。

 

沖縄の麩じゃないけど、ふわふわ麩の卵焼に挑戦

全粒粉の車麩を入手。やや小ぶりで小家族には使いやすそうです。
JR山手線駒込駅そばの沖縄物産店「どぅたっち」でいただいたことのある麩の卵焼きに挑戦します。ちゃんとレシピを聞かずにあてずっぽうでやってしまういつものくせで、見よう見まねですが。
車麩をいちどだし汁にひたして水分を絞り、溶いた卵にだし汁を加えて塩で味付け(醤油と酒を少し入れてもいいかな)したところに麩をひたし、卵汁をたっぷり吸わせる。
それを油をひいたフライパンにならべ、残った卵汁を上からかけて焼きます。
だいたい卵に火が通ったら、斜め切りにした長葱をたっぷりめに載せてフライ返しで押しつけて全体をひっくり返す。
フタをして蒸し焼き状態に。葱の載った方を上にしてお皿へ。
沖縄の麩は軽くて卵液をたっぷり吸った卵焼きはふわっとした口当たり。車麩はもう少ししっかりめの仕上がりだったけれど、これはこれでいけます。

さっぱりつるつる

昨 今は冬の鍋に春雨がはいっているのをよく見かけるけど、春雨の本領発揮は、なんといっても夏じゃなかろうか。と勝手に思っている私。熱いお湯につけても溶 けにくい緑豆デンプンのものが気に入っています。以前は「緑豆」原料と言えば中国産くらいだったけれど、このごろ国産の緑豆春雨も見かけます。
春雨を戻してきざみ、キュウリも人参も千切りにしてすり胡麻と酢と醤油のたれで和えて。甘みが欲しいようなら、黒蜜などいいですね。

「味噌」番付があるなら”横綱”!おばあちゃんの手前味噌

佐 渡のおばあちゃんと毎年味噌を仕込んでくるというデザイナーの橘川さんにおねだりしていただいた佐渡味噌がもう、すばらしく美味しくて泣きたいくらい(感 動ものの自家製味噌なんだもん。ついオーバーな言い方に)。それが切れてしまったあとも、行儀のいいワンちゃんのように、おとなしく待つこと2ヶ月あま り。こないだなんか、「包んで、持っていくばかりにしてたのに、忘れて家を出てしまったんですぅ〜」って、手ぶらで現われたときは、心底ガッカリ。
ようやく…なんと2ヶ月ぶりにその味噌を再会。なんといってもまずは味噌汁です。前日の卵焼きが入ったりして、垂涎ものの味噌にしてはぞんざいな扱いじゃないの、と言うなかれ。ま、これでキモチも落着くところに落着いたというもんです。


☆7月5日(火)のメニュー

ノラのパン
 スライスジャガイモの蒸し焼き
 キュウリと春雨のサラダ
 モロヘイヤとトマトの卵スープ

 

赤 い皮のジャガイモの中は黄金色。こちらも最近の品種です。むっちりした肉質で煮崩れしにくく、かつ火の通りは悪くなし。という「レッドムーン」をスライス して、薄く油をひいたフライパンでごく弱火にして蒸し焼きにします。ざくざくと千切りにしたレタスをさらに敷き、焼きあがったジャガイモをならべて、トマ トと味噌(6:4くらい。煮込み料理の隠し味や、オリーブ油を混ぜてパンに塗ったりと使いまわしできます)の特性ソースにカイエンヌペッパーで辛味をつ け、オリーブ油でのばしてジャガイモと、レタスにも散らす。みじん切りにしたパセリをトッピングして。

キュウリの千切りと戻した春雨のサラダは、甘夏を絞った果汁と米酢をだし汁で割り、塩味をつけたドレッシングに15分くらい漬け込んだもの。
モロヘイヤとトマトの塩スープには溶き卵を流し込んで。


☆7月11日(月)のメニュー
 ズッキーニ入りピラフ
 ミネストローネスープ
 キュウリ、トウモロコシの胡麻酢醤油和え

マ クロビオティックの西の総本山、日本正食協会からときどき機関紙「むすび」をいただく。先日送られてきた最新号に『低温スチーミング入門』と『自然がいっ ぱい韓国の食卓』が一挙に2冊も紹介されていたので、大感激! レヴューがまた本を丁寧に読み込んで書いてくださっていて、書評者の方の本に向かわれる誠 実さ、あたたかさにも胸を打たれる。こんな書評を書かれるのはどんな方だろうと、想像をたくましくしている。

その「むすび」誌に載っていた料理からひとついただいたのが、ズッキーニ入りピラフ。といっても写真の見た目だけで、勝手に自分のイメージをふくらませて作ってしまったもの。
洗って水切りしたコメをオリーブ油で炒め、塩コショウを振って炊き、オリーブ油を熱したフライパンで焼いたズッキーニにも軽く塩コショウして、炊き上がって粗熱をとったライスと混ぜ合わせるというだけのシンプルなピラフ。
他の人が考えたレシピって、簡単そうなものでも、素材の組み合わせに意表をつくものがあったり、ソースに思いがけない発想があったりと、刺激をうけますね。
それにしてもズッキーニという、まだまだ新顔に属するこの野菜の可能性には興味がつきません。スーパーでは小さいのにけっこうな値段がついているけれど、 じつは畑で糸瓜みたいにどーんと育っても味はぼけず、みずみずしいのに、焼いても水っぽくならず、こんなふうにピラフにも馴染んでくれる。野菜ボックスに ズッキーニが入っているとにんまりしてしまうのです。


☆7月15日(木)のメニュー
 
 おにぎり(塩鮭、山椒入り鮪醤油煮)
 レタスとトマトの塩スープ
 玉子焼きと人参、ナス、玉葱のオリジナルソース炒め
 キュウリの塩もみとトマト

冷えすぎるから冷房は嫌い、という女性は多いのです

当 事務所はいつの間にか夏場のエアコン不使用という伝統(ま、たかだか30年ほどですが)が根づき、日暮れころまで窓もドアも全開、時々扇風機の出番ありと いう態勢。あらかじめスーツ着用の来客を予定しているときには、例外的に冷房もはいるといった程度。電気代6~7千円の大半が2~3台のパソコンとコピー 機使用によるもの。これがフルに働いているときに電気炊飯器のスイッチを入れるとバチッとブレーカーが落ちてしまいます。
炊飯器の消費電力表示は700w~1000wなどと表示されているが、スイッチオンのとき以外は200wくらいの消費電力とのこと。節電機運高まるこの 夏、気はココロ、炊飯器は止めて、ガスで炊くことに。今日は、自宅の鉄鍋で事務所の分も炊いて、おにぎりにして持参。中身は塩鮭と、山椒の実と醤油、酒で 特売キハダマグロを煮ておいた常備菜。

おかずは玉子焼き。ここのところ卵を新鮮なうちに食べようと目覚しい消費ぶりです。
トッピングは作りおきしてある八丁味噌とトマトピュレを煮詰めたオリジナルソースで、炒めた茄子、人参、玉葱を和えたもの。

塩スープは鰹節で薄めにだしをとり、ローレルの葉1枚、塩コショウの味付けでレタスとトマトを煮込みます。トマトの酸味がシンプルな塩味のスープをぐんと引き立ててくれる、事務所の夏の定番メニュー。

キュウリに塩をなすりつけて俎板のうえで転がし、塩がなじんだらブツブツと切るだけ、という
塩もみ。味噌をつけながら1本まるごと齧るワイルドな食べ方とともに、暑さにひからびそうなからだに染みとおりますね。塩を振っただけでかぶりつくトマトもおいしいもの。


☆7月20日(水)のメニュー
 
 ノラの全粒粉食パン
 モロヘイヤと春雨のスープ
 すりおろし人参とバジル入り玉子焼き
 ポテトサラダ、トマト、紫キャベツ千切り

卵焼きに人参2本分まるごとすりおろして

菜 園野の扉・パン工房ノラの酸味が香る全粒粉の食パンが届いて、豆腐とすりゴマのディップ!と頭に浮かんだものの、小さな冷蔵庫では思いついた食材をいつでも引き出 せるといったフル装備は無理。というわけで、そろそろたまってきた人参を2本(で3人前。もちろん皮ごとです)すりおろして玉子焼きをつくることに。昨日 届いたばかりのフレッシュなバジルの葉も刻んで混ぜ込んで、味付けはシンプルに塩コショウのみ。
フライパンいっぱいにまあるく焼いた玉子焼きを切り分けると、フレッシュなバジルの香りがふわーっと立ち上ります。本日のテーブルメンバーに加わった「低温スチーミング入門」編集担当の八田さんにも「オイシイ!」と言ってもらえました。

たまにはハムも食べますわよ

ポテトサラダを一口食べた八田さん、「珍しい!ハムが入ってる」。そうです。ややお高いのでたまぁ~に買 う信州ハムの“グリーンシリーズ”で、添加物最小限のスライスハム入りですねん。黄色く見えるのは、ジャガイモの新品種インカのめざめの色。スライスした キュウリ、玉葱と、マヨネーズにヨーグルトを加えたドレッシングでさっぱりめにし上げてあります。低温スチーミングした紫キャベツを敷きこんだ皿にトマト と、ポテトサラダを盛って。

モロヘイヤと春雨のスープは鰹節でとっただし汁でさっと煮て、塩コショウで味付け。


☆7月22日(金)のメニュー☆
 
 おこげごはん
 キャベツとキュウリと卵焼き(前日の)の味噌汁
 (全粒粉)車麩の卵焼き葱のせ
 千切りキュウリと人参と春雨の胡麻酢醤油和え

 

電気炊飯器はしばらくお休み

家では鉄釜、事務所では鍋でご飯炊き。2〜3人分くらいなら、炊き上がりまで15 分ほどと、時間もかかりません。他の料理に気を取られていたら、おこげもできました。香ばしくおいしく、そしてちょっぴり懐かしい。竃に薪をくべてごはん を炊いていた母の姿を思い出します。明治大正じゃありませんよ〜、いくらなんでも。「三丁目の夕日」の昭和30年代初め。もちろんテレビなし、洗濯機な し。冷蔵庫なし。県庁所在地でも水道はまだ行き渡らず、ブリキのバケツを両手で持って共同水道まで汲みに行かされてた。そのせいか二の腕逞しく(?)よく 腕相撲をやっていましたわ。

 

沖縄の麩じゃないけど、ふわふわ麩の卵焼に挑戦

全粒粉の車麩を入手。やや小ぶりで小家族には使いやすそうです。
JR山手線駒込駅そばの沖縄物産店「どぅたっち」でいただいたことのある麩の卵焼きに挑戦します。ちゃんとレシピを聞かずにあてずっぽうでやってしまういつものくせで、見よう見まねですが。
車麩をいちどだし汁にひたして水分を絞り、溶いた卵にだし汁を加えて塩で味付け(醤油と酒を少し入れてもいいかな)したところに麩をひたし、卵汁をたっぷり吸わせる。
それを油をひいたフライパンにならべ、残った卵汁を上からかけて焼きます。
だいたい卵に火が通ったら、斜め切りにした長葱をたっぷりめに載せてフライ返しで押しつけて全体をひっくり返す。
フタをして蒸し焼き状態に。葱の載った方を上にしてお皿へ。
沖縄の麩は軽くて卵液をたっぷり吸った卵焼きはふわっとした口当たり。車麩はもう少ししっかりめの仕上がりだったけれど、これはこれでいけます。

さっぱりつるつる〜 春雨の出番です

昨 今は冬の鍋に春雨がはいっているのをよく見かけるけど、春雨の本領発揮は、なんといっても夏じゃなかろうか。と勝手に思っている私。熱いお湯につけても溶 けにくい緑豆デンプンのものが気に入っています。以前は「緑豆」原料と言えば中国産くらいだったけれど、このごろ国産の緑豆春雨も見かけます。
春雨を戻してきざみ、キュウリも人参も千切りにしてすり胡麻と酢と醤油のたれで和えて。甘みが欲しいようなら、黒蜜などいいですね。

「味噌」番付があるなら”横綱”!おばあちゃんの手前味噌

佐 渡のおばあちゃんと毎年味噌を仕込んでくるというデザイナーの橘川さんにおねだりしていただいた佐渡味噌がもう、すばらしく美味しくて泣きたいくらい(感 動ものの自家製味噌なんだもん。ついオーバーな言い方に)。それが切れてしまったあとも、行儀のいいワンちゃんのように、おとなしく待つこと2ヶ月あま り。こないだなんか、「包んで、持っていくばかりにしてたのに、忘れて家を出てしまったんですぅ〜」って、手ぶらで現われたときは、心底ガッカリ。
ようやく…なんと2ヶ月ぶりにその味噌を再会。なんといってもまずは味噌汁です。前日の卵焼きが入ったりして、垂涎ものの味噌にしてはぞんざいな扱いじゃないの、と言うなかれ。ま、これでキモチも落着くところに落着いたというもんです。