昼めし日記

2012年1月6日のメニュー

  • 牛蒡、人参、油揚げ入り炊き込みごはん
  • 大根と油揚げの味噌汁
  • 切り干し大根と小松菜の煮びたし
  • 粉ふき芋のトマト味噌だれ和え
  • 赤蕪の甘酢漬

 

ハレからケの食へ。正月用の残り素材も使い回します。

野の扉から、お正月用にと野菜ボックスに入ってきた、ずんぐりと太い大浦牛蒡と京人参がまだ残っている。この牛蒡の産地が千葉県と知ったのも昨年暮れのこと。太いけれどすぐに火が通るし、味も染みこみやすく、おせちに使われるのはこういう牛蒡なのですね。
粗くみじんに刻んだ牛蒡、小さめの短冊に切った京人参と油揚げと薄味をつけただし汁でさっと煮てごはんに炊き込みました。炊きあがった熱々のごはんからは真っ先に牛蒡の香りが立ち上げり、鼻をくすぐってくる。うわっ、おいしそう。家に持って帰る分も計算して多めに炊いたのは、大正解。夜も楽しみ楽しみ。 つづきを読む


2012年1月5日のメニュー

  • 餅米ミックスごはん
  • 白菜と安平麩の味噌汁
  • 牛蒡と人参のキンピラ、カレー風味
  • 切り干し大根と青豆の甘酢和え

 

蒸さずに炊いた餅米のもっちもっちごはん

子どものころ、おいしかった記憶のひとつ。母が粘りのなくなった古米に餅米を少し混ぜて炊いてくれたごはんは新米のようにまばゆかった。年末にお裾分けしてもらった餅米があるので、粳米に半分ほど入れて炊きました。塩少々混ぜたすり胡麻を振りかけて。餅米を蒸しておこわにしたのも大好きだけど、もちもちごはんにもけっこうはまります。 つづきを読む


☆2011年11月7日のメニュー

・人参、大根葉入りごはん
・千切り大根とジャガイモの味噌汁
・岩船麩と千切りキャベツの卵とじ
・低温蒸し大根のサラダ

 

岩船麩。新潟県岩船郡(郡内の大部分は村上市に併合され、岩船町に)一帯で作られてきた麩です。100年を超える製造の歴史があるそうで、ぷっくりと盛り上がった饅頭のようなかたちが独特。新潟の麩といえば、車麩が全国区だけれど、つるり(というより”とぅるり”という語感ね)とした舌触り、のどへの通り具合がよろしいこの麩も大好き。表参道にあるアンテナショップで購入しました。シャボン玉のように軽〜い麩と、堂々たる筆遣いのロゴの取り合わせが愉快。 つづきを読む


☆2011年11月4日のメニュー

・パン(カンパーニュ他 ※デパートで購入)
・キャベツと玉葱のクリーム煮
・スライスジャガイモの蒸し焼き
・カボチャと大根、ピーマンのサラダ

 
牛乳は無精者にはありがたい素材

戦争に負けて(古い話ですねえ)、占領軍アメリカからもらった不味い小麦粉パンと脱脂粉乳に救われた欠食世代のせいか、牛乳を飲む週間はついぞ身につかなかったけれど、中学校の家庭科の実習のときに習った「ジャガイモと人参のポタージュスープ」は、当時まだ貴重だったバターと牛乳で「ホワイトソース」をつくり、裏ごししてという“本格派“(?)で、今風にいうならカルチャーショック。夢のようなおいしさだった。おとなになってからは、あんな丁寧な作り方は面倒くさくって、とてもやっちゃいられない。もっぱらただ煮込むだけのクリーム煮になってしまっているのですが。 つづきを読む


2011年9月13日のメニュー

  • 野の扉のパン
  • モロヘイヤ入り卵焼き
  • トマト、玉葱、おろしキュウリのサラダ
  • 朝鮮カボチャと豆腐とワカメの澄まし汁


食いしん坊でも、”食わず嫌い”はあるんです

納豆に大根おろし、冷奴に生姜すりおろし、刺身に山葵、山芋・長芋のとろろ、擂りおろして揚げればむっちり別物に変身の蓮根、すりおろし牛蒡のポタージュスープ、サラダに人参、玉葱のすりおろし…と、すりおろせば香りと食感と好きな野菜をたっぷり味わえる。玉子焼きに入れる大根を大量にすりおろしていて、プラスチックとステンレス組み合わせタイプのおろし器ひとつ壊してしまうくらいだから 、“すりおろし”大好き派のうちにはいるだろう。 つづきを読む


201197日(水)のメニュー☆

  • 焼き茄子のディップ

  • ポテトサラダ
    (ハム、玉葱、ゴーヤ、赤ピーマン入り)

  • キュウリと玉葱の鰹新節和え

  • 自家製酵母パン

  • 低温蒸しキャベツとオクラの塩スープ

 
茄子ともそろそろお別れ、もりもり食べるぞ〜。

昨日届いた火曜定期便の野菜ボックスからはトマトの姿が消えていた。列島を荒らしまくった強烈な台風が去って、久しぶりにカラリと晴れ渡った空は高く高く澄んで、季節が入れ替わりはじめていることを実感したところだったが、畑の野菜たちも畝から畝へと季節の引き継ぎがおこなわれているのだろう。夏の終わりはいつも、なにか忘れ物をしたときのような心許なさと淋しさにとらわれてしまう。 つづきを読む