昼めし日記

20131206(金)の昼飯メニュー

・リメイク雑炊
・おから煮
・カリフラワーとセロリと赤カブの即席漬(または煮びたし)

きのう、「特定秘密保護法案」の国会強行採決への抗議に行こうと、腹ごしらえ用につくった梅干し入りのおにぎりが余っているので、昼食の残りとあわせて本日は始末料理を一品。黒く見えるのは、海苔。

だし汁に白醤油で味をつけたところにおむすび2個を投入。粘らないようさらりと解きほぐし、煮びたしの残りを入れて(塩味の効いた汁は残して別に使う)水溶き片栗粉を加え、さっぱりしたとろみをつけて出来上がり。梅干しの酸味が効いています。 つづきを読む


20131205(木)のメニュー

・生姜と昆布入りごはん
・味噌汁(聖護院蕪・焼き麩・大根葉)
・おから煮 (具…コンニャク・ごぼ う・人参・キクラゲ・ボイル桜海老)
・身欠き鰊と根菜 (大根・人参・牛 蒡・ジャガイモ)の煮物

・糸寒天と錦糸卵・レタスの煮びたし

 

本日は、新しい本の打ち合わせで著者が見えるので、昼食をごいっしょにとお誘いしました。
ここのところ、「身欠きにしん」にひさしぶりにはまりかけているわたくし。近い世代の著者でもあり、身欠き鰊と根もの野菜の煮しめに、おからの炒り煮という懐かしいメニューに。。

カチカチに干されたニシンを米のとぎ汁に一昼夜つけてやわらかくしたのを、酒を加えた80度くらいのお湯にくぐらせてザルにあけ、もう一度鍋に水をはり(全部の具がひたるくらいを目安に)、昆布と酒を入れて煮立ったら好みの量の砂糖と、醤油半量と、山椒の実(塩出ししたもの)を入れて中火より弱めでニシンを煮ていきます。
時間にして20分くらいでしょうか、ニシンに少し味が入ってきたところで鍋から取り出し、醤油を足して野菜を煮込み、味がしみてきたらニシンを鍋に戻し、味が染みるまで煮込みます。きょうは一晩おいて味がしみたのをもう一度火を通して。

子どものころ、北国の我が家では、筍の季節が終わりに近づき、新じゃが(うちでは「にどいも」と言ってた)が出てくるころ、人参やコンニャク。サヤインゲンなども合わせて煮るというのが定番でした。醤油色の煮しめにいんげんの緑がちょっぴり映えていたことも思い出します。 つづきを読む


☆2013年11月18(月)のメニュー

・ごはん=玉ねぎ・ベーコン・青トマトソース炒めをトッピングに
・ダイコン・レタス・セロリ・シラスのサラダ
・根もの野菜の煮物(里芋・人参・こんにゃく・蓮根・シシトウ)
・味噌汁(かぼちゃ・白菜)

 

 いただいた青トマトも残り少なくなって

最後の青トマト(6~7個)をすりおろし、大さじ1の蜂蜜とだし汁1/2カップ、酒と薄口醤油少々を混ぜ合わせて火にかけ、3~4分煮詰めておく。

水気を切った豆腐を加え、丼仕立てにもしてみました。トッピングはセロリのみじん切り。

丸ごと玉ねぎを横に7~8ミリの輪切りにし、ばらばらにして少量のオリーブ油でごく弱火で蒸し煮に。玉ねぎから水分が出てきてやわらかくなったところに薄切りにしたベーコンを加え、塩と軽くカイエンペッパーを振って炒めたところへ青トマトソースを加え、水溶き片栗粉でとろみをだしたら、オリーブ油と塩少々入れて炊いたごはんに乗せて。
いただいた青トマトもとうとうなくなりました。かんかん照りの太陽の下で輝いていた赤いトマト、青いトマトとも来年までお別れです。

サラダは、具をぜんぶさくざくと千切りにし、マヨネーズとサワークリームに塩胡椒・オリーブ油少々混ぜ合わせたドレッシングで。。

 

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☆2013年11月14日(木)のメニュー

・胡椒・セロリ混ぜ込みごはん
・千切りダイコン・レタス・人参とシラスのサラダ
・ダイコンおろし入り卵焼き
・すりおろし青トマトとサワークリーム入りシチュー(具はさいの目に 切ったジャガイモ、玉ねぎとカリフラワー

 

ある間、食べていただきます、自然食通信社賄い飯。20代、30代という私の娘世代よりまだ若いバイトスタッフ(女性ばかり)たちですが、なぜか歴代野菜好き、野菜料理好き。親のしつけよく(?)、残ったおかずのみならず、ときに汁物まで持ち帰るといった近頃珍しい始末好きばかり。産直農家からとどく新顔野菜を使った初物料理にも興味しんしん。けれどスーパー、八百屋さんではなかなかお目にかかる機会が少ないため、家でやってみたいと思ってもできなくて残念とのこと。

若い人たちが料理レパートリーを広げることに関心が高いというのはこちらもうれしいし、役に立てるのも楽しい、というわけで、青トマトざんまいは続きます。手の込んだものではなく、またもやすりおろしですが。 つづきを読む


☆2013年11月13日(水)のメニュー

・おろし大根と干しエビとゆで卵のパスタ
・サラダ
(レタス・セロリ・カリフラワー、青トマトと玉ねぎのドレッシング)
・千切りジャガイモ・人参・玉ねぎ・シラスのスープ

 

すりおろした玉ねぎを入れたドレッシングを若い友人に教えてもらって使ったら、おいしくってびっくり。4年ほど前の初体験でした。この玉ねぎのすりおろしに青トマトのすりおろしとオリーブ油、塩コショウを合わせてきょうのサラダのドレッシングに。他に酸味はいらないかも。玉ねぎの甘味と青トマトの軽やかな酸味のとりあわせ、新感覚のおいしさです。最強のコンビになるかも。

レタス・セロリ・カリフラワーと、冬野菜も出そろってきました。関東ではこれらは気温が下がるにしたがってギュッと自分の身を締めてくるのでしょうか、香り・甘味・歯触りと味わいが増してきます。蒸す、茹でる、また生でも。仕事の区切りにとあわただしくキッチンに立つことが多いけれど、そんな中でもシンプルに味を引き立てる料理をあれこれ考えるのがささやかな楽しみといえるかな。 つづきを読む


昼飯2013年11月12日(火)のメニュー

 ・青トマトとベーコンの炒めもの
・キャベツとカリフラワーの塩味スープ
・豆腐とセロリと人参のサラダ
・野の扉のレーズンカンパーニュ

 

わ、わ、わ~ 青トマト! 
11月初めに届いた野菜ボックスには固くしまったピンポン玉大のトマトが。ありがたくも強烈だった夏の日差しもいつしか低く斜めから差し込む季節となり、畑に残っていた最後の支柱とともに、赤く色づくこともないまましがみつくようにしていた枝もろとも引き抜かれた青いトマト。一般市場ではほとんどお目にかかれないけれど、意外やけっこう料理に活躍するんですよね。

20年以上も前のこと、スエーデンから来日していた女性が、実家ではたくさん取れた青トマトはピクルスにして保存したり、ジャムにして重宝していたと聞いて、それ以来、畑に捨てられている青いトマトを見ては、「ああ、おいしそう!」と意地汚さまるだし、立ち去りがたいきもちになったり。

最近、近くの食品スーパーで、どうやら「青トマト品種」らしい感じで、うやうやしく2個パックで450円くらいで出ていたのを見かけたけれど、この値段ではちょっと手を出しかねます。味はどんなかしら?と興味津々なのですが。
届いた青トマトは、放っておくと、室内では少しずつ赤みがさしてきます。同時に固さ取れてくるので、青トマトらしい爽やかな酸味を生かすのなら、固く青いうちに使わなくてはと、さっそく料理にかかることに。

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