昼めし日記

2014031112014年3月12日(水)

・ノラのパン(レーズンカンパーニュ・バターロール)

・リーキと人参の塩スープ

・長ネギの蒸し焼き、黄身味噌ソースがけ

・サツマイモサラダ(サツマイモ・玉ねぎみじん切り・パセリ)

 

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きょうは最高気温17度まで上がるらしい。え、きのうは10度くらいだったよ。「三寒四温」の季語もぶっ飛びそうな、風情に欠ける激しいアップダウンですな。曲りなりにも春はそこまで、ということであろうか。アパートから至近距離にある防災公園にも冬の間は足が遠のいていたけれど、気がつけば公演のあちらこちらに配置された沈丁花から華やいだ匂いが漂ってくる。それにしても東京は沈丁花が多いこと。上京したばかりのころ、路地のどこからか、ふっと漂ってくる強い匂いに、初めてこの花の存在を知ったことを、毎年のように春の訪れを待ち遠しく感じ始めるころになると思い出す。

 


☆2014年2月3日(月)のメニュー 201402035                          

・大根と高野豆腐の味噌カレー炒め
・キャベツの煮びたし
じゃがいも入りターメリックご飯
・たまねぎと高菜漬けのスープ                 

節分の今日、少し空気が温かい!でも天気予報では明日は雪が降るかも、とのこと。近所では梅も咲きはじめてますがまだまだ冬なんだなあ、と思いつつ、今日も冬野菜をたっぷり食べよう。

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☆2014年1月22日(水)のメニュー

・ベジドライカレー

・スープ
・蕪とベビーリーフのサラダ

お歳暮のビールの鮮度が落ちないうちに飲んでしまおうと盛り上がり、事務所の若い人たちとプチ新年会をすることに。こういう話はすぐまとまります。

お酒とくれば、つまみです。大根、白菜、人参など甘味が増した冬野菜のストックも十分あるから、何品かできるでしょう。女子はみんな野菜好きだから、これでよしとして、男子には、ボリューム感のあるものもと、ひき肉とほうれん草を使ったドライカレーを用意。

総勢6人、人参と聖護院大根のグラッセ、ふっくら煮いた大根とアサリ、白菜とベーコンの炒め煮あんかけ、ドライカレーと、大皿に盛った料理、持参のつまみも、つぎつぎと平らげ、事務所の料理酒(純米だから、そこそこおいしい)まで飲みつくして、機嫌よく帰っていきました。

料理に何時間かかっても(この日は普段の延長程度の時間で)、もりもりと美味そうに食べてる顔を眺めているだけで、作ったほうはうれしいのよね。疲れたなんて思わないもの。「食べもの」のちからは偉大なり。

ハレから、ケの日常へ。肉なしカレーもまた旨し。

で、一番人気だったドライカレーをまた作ってみたくなりました。こんどは私ももりもり食べたいし。

ただし、肉なし。何を使おうかな~ 豆腐は水気を飛ばすのに時間がかかるし、車麩にも気持ちが動くが…とあれこれ思案するうち、ふと思いついたのが「高野豆腐」。精進料理に欠かせない素材ではあるけれど、じつは自分では含め煮かヒジキと煮たりするくらいで、それ以上レパートリーは広げていない。

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☆2013年12月17日(火)のメニュー

・ノラのプンパーニッケル(ライ麦パン)
・根菜と鱈の塩味スープ(具…真鱈・人参・蕪・聖護院蕪・根深ネギ)
・大根葉と卵のスクランブル

 

 「北海道産ライ麦80%の生地と群馬産小麦・自家製ライサワー種で蒸し焼き」にした、伝統的なドイツパンのプンパーニッケル。麦の粒が閉じ込められた生地のしっかりとした噛み心地に、キャラウェイシードの香りとライ麦独特の酸味が溶け合った濃いうま味を久しぶりに堪能。ライ麦とキャラウェイって最強の組み合わせかも。

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☆2013年12月16日(月)のメニュー

・そばパスタ(具…白菜・人参・鱈・ゲソ・セロリ)
・ヒエ入りライスサラダ(低温蒸し人参・山芋・ナッツ・カリフラワー・セロリ)
・味噌汁(具…里芋・大根・水菜)

 

 

 

先週末、食品スーパーで「鱈、半額だよ~」の掛け声に財布の紐がゆるみ50センチもある一尾ものの真鱈を買ってしまった。家にある出刃の切れ味に自信なく、ぜんぶ捌いてもらって帰り、広げてみたら、頭だけでも土鍋二つ分はありそう。鮮度が落ちないうちにと、半身だけ残し、友人・知人に声をかけ引き受けてもらうことに。

それにしても、鱈1尾、650円!おまけにこの鱈、白子のはいった雄だった。売り場のお兄さんまで「白子だけで元がとれたよ!」と、自分がくじに当たったかのように喜んでいる。 生の真鱈って、切り身2枚で500円もするんだよ。それが、それが…なんて安いんだぁ~ というわけで、そのあとの手間まで楽しかったです。 つづきを読む


☆2013年12月12(木)のメニュー

・豆腐のみぞれあんかけごはん
・味噌汁(長ネギ、フノリ、豆腐)
・イカと里芋煮
・白菜とジャコの即席漬け

 

 あたたかい食事がなによりのごちそうと思えるこの頃。当事務所でもこの季節は温かさをためてくれるとろりとした葛どきがよく登場します。

本日のごはんにかけた豆腐の葛溶きは、近所の居酒屋・おおさわ(東大赤門向かいの路地を入ったすぐのところ。昼は定食が人気)で以前、お酒の締めにだしていたのがおいしくて、ときどき真似事でつくっています。品のいい薄味仕立てに、ご主人の腕とセンスが詰まっているひと品。(本物はもっと美しい盛りつけです  😳 )ワカメと豆腐は味噌汁の定番だけど、他にも使える海草はけっこうあります。わが家でも事務所でも常備しているのがこの布海苔。(フノリ)。洗わず、お椀によそった汁に散らすだけ。またサラダにもドレッシングであえるときに加えたりと、手軽なのがいいですね。

イカと里芋は出合いもの。魚は足が速いから仕事場ではめったにつかわないけど、外出した帰りに珍しく買い物に立ち寄り購入。野菜と魚の料理で育ったからほんとは魚大好き人間です。しかもイカは安いし味が他の材料にも沁みやすく美味しくしてくれて大助かり。わざわざ煮汁を増やして、里芋やジャガイモ・大根・サツマイモなども煮込んだり。本日は野菜の秋味ともいえる里芋とあわせて。

即席漬けは、軽く蒸してカサを減らした白菜を繊維に添ってタテに刻み、チリメンジャコといっしょに塩・柑橘の汁・醤油数滴で混ぜ合わせるというだけ。柑橘は高知県の食品を扱っている近所の店で買ってあった「佛手柑(ぶしゅかん)」を使いました。爽やかな甘味があって何にでも馴染むという感じ。高知のアンテナショップ(東京では有楽町に)でも売っています。