2010年 4月2日
昼めし献立
- 筍麻婆豆腐
- 白菜と油揚の澄まし汁
- 春雨と白髪葱のサラダ
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本日のオイシイ!
関東もそろそろ地場産の筍が食べられるかな。安くなるのが待ちきれず、静岡産を奮発、「筍麻婆豆腐」です。
これがなくっちゃ、出来そこないの「担々麺」になっちゃうんじゃないの! なんて言いたくなるくらい、香りと痺れ感が素晴らしい中華花山椒を使いたくて、麻婆豆腐にチャレンジ。
うまく活かしきれないまま、眠っていた調味料「豆鼓」もあったし、豆板醤もあるわ。あとは何とかなるでしょ。
材料は、粗いみじんに刻んだ筍(マリヲ嬢のリクエストです)に、木綿豆腐、それと小口切りにしたワケギ。
結果は、おお! 成功! 大好評であった。そうそう、甜麺醤(テンメンジャン)なんかもないから使わなかったけど。肉入りや、茄子の麻婆のおいしいもさりながら、筍も負けていませんね。
花山椒…に限らず、スパイスって、次元のちがった世界の扉をあけてくれるような神秘的なちからがあるのではないかしら。ヨーロッパ列強が他所の国を植民地にしてまでもスパイスの略奪に血眼になったわけだ。だけどやられるほうはたまったもんじゃないですよ、ほんと。
平和な関係のなかでもたらされた至福に感謝! やみつきになりそう。
「塩をふりかけておいてしんなりした白髪葱」が酒のつまみにおいしいですよ~と教えてくれたのは、バイトスタッフのKUBOTAさん。元「オレンジページ」誌生え抜きの編集者だったからね、旨いものへのアンテナのするどいこと。こんなことなかなか思いつかないものねえ。
やってみました。お湯で戻した春雨に塩をまぶして皿に盛った上に、しんなりした白髪葱を盛りつけ、全体に胡麻油をまわしかけて風味アップ。蒸したサラダ白菜の青い葉をトッピングに。このごろ、豆腐を塩とオリーブ油で食べるおいしさを発見した人も多いようだけど、この白髪葱を取り合わせてもおいしい。もちろんKUBOTA経由の情報。未体験の方、おすすめですよ。
汁は濃いめの味の筍麻婆豆腐に合わせて、白菜と油揚の澄まし汁に。
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薬草茶〔アマランサス(根津の借家の庭で2階に届くほどに逞しく育ったアマランサスを干して保存していたもの)〕
茎も葉も実もいっしょにじっくりと煮出します。からだの芯から温まって、ふ~う、ほっこり。
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近所のチョコレート店のチョコ。ここはシンプルなカカオ70何%とかいうのがかなりおいしい。
バレンタインデーに必ず登場の有名店の上を行くよね、というのがアタシたちの評価です。 |
料理人:よこやま