昼めし日記


2004年9月21日
昼めしの献立

  • ミニトマトとバジルのマリネ
  • 満願寺唐辛子と長ネギ焼き煮
  • キュウリとキャベツのサラダ
  • 安納芋、雪化粧カボチャ、小松菜、キャベツの味噌汁
  • ごはん
「美味しい!」と一口食べたとたんに叫んでしまった、びっくりするほどみずみずしいミニトマト。バジルはちょっと放っておくとすぐ冷蔵庫の中で干からびてしまうので、元気なうちにおいしく食べてしまいたかった。甘味とハーブのほのかな苦味とうまみ。
 台所の足下になぜか煉瓦がある。入社したときから、ずっとあれはなんだろな~と思っていたが、ある夜、スタッフがガスコンロの両脇に煉瓦を積み上げ、網を渡して直火でカツオをあぶっているのをみたとき、合点した。なるほどー、そうやって使うのか!

 満願寺唐辛子と長ネギを焦げ目がつくまで焼いておいて、食べる直前に鰹節のだし汁とごま油と醤油でさっと煮た。日本酒にも焼酎にも合いそうだ…。

料理人:でこ



2004年9月15日
昼めしの献立

  • 夏野菜の豚味噌炒め
  • キュウリとキャベツの塩もみ
  • 冬瓜の味噌汁、のりをちらして
  • 梅干ご飯
エンサイがたっぷりある。これを豚味噌で炒めるか。4人分には足りない感じなので、少しずつ残っていた、ナス、キュウリ、ピーマン、ジャガイモ、ねぎも一緒に。豚味噌だけでは甘味が強すぎるので、酒、だし汁、島唐辛子なども加える。かつお節の出し殻も。
本日のおやつ 韓国みやげのお菓子。「伝統宮中茶菓-クルタレ(ミツタバ)」かいこの糸に包まれたようなお菓子。糸のように見えるのは蜜。だが、思いのほか甘くない。中にはクッキーをそぼろ状にくだいたようなものと胡麻が入っている。歯にくっつくけれど、上品なおいしさがうれしい。

料理人:しろ



2004年9月14日
昼めしの献立

  • 野菜カレー(トマト、キャベツ、ピーマン、サツマイモ、タマネギ)
  • 煮リンゴシナモン風味
  • 野菜のお好み焼き入りスープ
  • 七分搗きご飯
朝から足の回りにぶんぶん蚊がまとわりつく蒸し暑さ。冷蔵庫残っていた生クリームを生かして本日はカレーに。スタッフ5人がそろう日は、ついつい大鍋料理になる。サツマイモは先日鹿児島からいただいた芋たちのなかから、紅乙女を2本。一緒に煮込まず、輪切りにしてソテーしてから仕上げに加えると、煮崩れせずカレーと芋のほくほくが口のなかで絡み合う食感が楽しめる。
りんごは岩手の一条ふみさんが送ってくださった、小粒のりんご。皮ごといちょう切りにしてシナモンひとかけ、塩、蜂蜜、少しの水で煮込む。

料理人:しろ


2004年9月9日
昼めしの献立

  • 冬瓜の煮物
  • キュウリの梅おかか和え
  • しし唐とジャコの炒り煮
  • 味噌汁(ナス、ジャガイモ、三尺ササゲ)
  • 七分搗きご飯
本日届いた「野の扉」の野菜セットに、ラグビーボールを一回り大きくしたような冬瓜の半分切りが入っていた。煮付けて、とろみをつけて仕上げるつもりが、駆け足で煮たせいで汁気がなくなってしまった。煮物に出てしまう心のゆとりのなさ…。歯ざわりが残る煮物になった。
味噌汁、煮物のだしに使ったかつおぶしの出し殻は、たたいた梅干と一緒にスライスしたキュウリと和える。しし唐とジャコの炒り煮は編集長が家でつくってきたもの。けっこう辛いぞ。どうやら先祖返りした「当たり」のしし唐の辛さが全体に回ったよう。
本日のお茶 トウモロコシ茶とこの夏フィリピン・カリンガ地方を旅したYさんののおみやげのオーガニック・コーヒー。標高4,000~5000フィートの山地で育ったコーヒーの香りにくらくら
本日のおやつ 御茶ノ水駅前のLittle Spoonの焼き菓子。

料理人:しろ



2004年9月6日
昼めしの献立

  • ラタトゥユ(ナス、トマト、タマネギ、万願寺唐辛子、三尺ササゲ)
  • ツルムラサキのマヨネーズ和え
  • カボチャと生落花生の昆布だしスープ
  • ゴーヤの豚味噌炒め
  • 天然酵母パンチーズトースト(withトマト)
  • タンポポ蜂蜜、自家製ルバーブジャム、バター
朝方の曇り空が晴れていくにつれ、秋雨前線の大雨が残していった湿気がからだにまとわりつくようで、まだまだ残暑。
きのう、編集長が品川・旗の台のパン屋さんワルン・ロティで売り切れ直前にゲットしてきたコユキ小麦のパンが本日のメインだ。皮がしっかりと焼きこまれたバゲットにナイフを入れるとむっちりとした感触の中味。スライスしたトマト、薄切りのチーズ(パルミジャーノ・レジャーノ)をのせてトースト。
野菜の水分だけで蒸し煮にしたラタトゥユには、醤油とレッドペッパーを隠し味に。カボチャと生落花生のスープには、クローブが3個入った。甘い香りにからだがゆるむ感じ。昨日半分だけ使って半身(?)状態のゴーヤをスライスして、ごま油で炒め黒豚味噌で濃い目に味付け。ごはんが欲しくなるところだけれど、箸休めにちびちび食べるとパンの食卓にもさほど違和感がない。
本日のお茶 コーン茶がよく売れて、午後にもう一度煮出す。
本日のおやつ もう6時も回ってからおやつ。昨日シロの実家から届いた梅干に同梱の「ひょうばん焼」をおやつに。せんべいです。胡麻、しょうゆ、海苔しょうゆ、の三種。

料理人:しろ



2004年9月3日
昼めしの献立

  • 生姜飯
  • 味噌汁(茄子、小松菜、麩)
  • カボチャと玉ネギの煮物
  • キュウリと玉ネギの即席キムチ漬け
  • ゴーヤ天ぷら

        
残暑は相変わらずなれど、畑からは初秋の便りのような瑞々しい新生姜が届きました。迷わずみじん切りにしして生醤油(煮きった酒少量足しても)に漬け込むこと2~3時間。これを炊きあがったご飯に混ぜ込むだけ。食が進みすぎるのが悩みかな。よそったご飯にどかっとのっけても。居酒屋をやっている友人からのネタです。

即席キムチ漬けは、自然食品店で見つけた「キムチのお供」を合わせ酢醤油に混ぜこみ、きょうはここにだしをとったあとのカツオ節を刻んで投入。キュウリをすりこぎなどで砕け散らない程度に加減しながら叩いてぶつ切りに(こうすると早くたれが馴染みます)したのと、スライスした玉ネギをあえるだけの、これも超簡単スピード料理。

ゴーヤの天ぷらは沖縄料理の店で食べて以来、家では時々作っているけれど、事務所では初お目見え。スライスしたゴーヤはカタクリ粉をしっかりまぶして揚げます。沖縄では肉味噌をつけて食べるそう。先日お土産にいただいた鹿児島の肉味噌がおあつらえむきでした。塩を振るだけでもイケます。

料理人:ぎん