昼めし日記

8月後半からの雨続きで、さすがに「じめじめしてうんざり!」という声があちこちで聞こえます。しかしここにきて台風が。。。水分をたくさん含んだ大地がゆるんだりしないか気になるところです。被害も少ないといいのですが。
事務所の昼めしもめっきり秋らしくなったとでもいいましょうか、季節の変わり目の身体にすぅっと浸透するようなおいしさです。(み)

20150909
凍み豆腐パウダーを使えば、そぼろ煮も豆腐を水切りするより超簡単!

20150909-5・  凍み豆腐のそぼろ煮入りご飯
・  赤えんどう豆とキュウリ・キャベツ・蒸しポテトのサラダ
・  エリンギとキャベツの卵とじ
・  味噌汁(油揚・ツルムラサキ)

(料理人 よこやま)

 

 

 

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☆2013年11月18(月)のメニュー

・ごはん=玉ねぎ・ベーコン・青トマトソース炒めをトッピングに
・ダイコン・レタス・セロリ・シラスのサラダ
・根もの野菜の煮物(里芋・人参・こんにゃく・蓮根・シシトウ)
・味噌汁(かぼちゃ・白菜)

 

 いただいた青トマトも残り少なくなって

最後の青トマト(6~7個)をすりおろし、大さじ1の蜂蜜とだし汁1/2カップ、酒と薄口醤油少々を混ぜ合わせて火にかけ、3~4分煮詰めておく。

水気を切った豆腐を加え、丼仕立てにもしてみました。トッピングはセロリのみじん切り。

丸ごと玉ねぎを横に7~8ミリの輪切りにし、ばらばらにして少量のオリーブ油でごく弱火で蒸し煮に。玉ねぎから水分が出てきてやわらかくなったところに薄切りにしたベーコンを加え、塩と軽くカイエンペッパーを振って炒めたところへ青トマトソースを加え、水溶き片栗粉でとろみをだしたら、オリーブ油と塩少々入れて炊いたごはんに乗せて。
いただいた青トマトもとうとうなくなりました。かんかん照りの太陽の下で輝いていた赤いトマト、青いトマトとも来年までお別れです。

サラダは、具をぜんぶさくざくと千切りにし、マヨネーズとサワークリームに塩胡椒・オリーブ油少々混ぜ合わせたドレッシングで。。

 

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☆2013年11月14日(木)のメニュー

・胡椒・セロリ混ぜ込みごはん
・千切りダイコン・レタス・人参とシラスのサラダ
・ダイコンおろし入り卵焼き
・すりおろし青トマトとサワークリーム入りシチュー(具はさいの目に 切ったジャガイモ、玉ねぎとカリフラワー

 

ある間、食べていただきます、自然食通信社賄い飯。20代、30代という私の娘世代よりまだ若いバイトスタッフ(女性ばかり)たちですが、なぜか歴代野菜好き、野菜料理好き。親のしつけよく(?)、残ったおかずのみならず、ときに汁物まで持ち帰るといった近頃珍しい始末好きばかり。産直農家からとどく新顔野菜を使った初物料理にも興味しんしん。けれどスーパー、八百屋さんではなかなかお目にかかる機会が少ないため、家でやってみたいと思ってもできなくて残念とのこと。

若い人たちが料理レパートリーを広げることに関心が高いというのはこちらもうれしいし、役に立てるのも楽しい、というわけで、青トマトざんまいは続きます。手の込んだものではなく、またもやすりおろしですが。 つづきを読む


☆2013年11月13日(水)のメニュー

・おろし大根と干しエビとゆで卵のパスタ
・サラダ
(レタス・セロリ・カリフラワー、青トマトと玉ねぎのドレッシング)
・千切りジャガイモ・人参・玉ねぎ・シラスのスープ

 

すりおろした玉ねぎを入れたドレッシングを若い友人に教えてもらって使ったら、おいしくってびっくり。4年ほど前の初体験でした。この玉ねぎのすりおろしに青トマトのすりおろしとオリーブ油、塩コショウを合わせてきょうのサラダのドレッシングに。他に酸味はいらないかも。玉ねぎの甘味と青トマトの軽やかな酸味のとりあわせ、新感覚のおいしさです。最強のコンビになるかも。

レタス・セロリ・カリフラワーと、冬野菜も出そろってきました。関東ではこれらは気温が下がるにしたがってギュッと自分の身を締めてくるのでしょうか、香り・甘味・歯触りと味わいが増してきます。蒸す、茹でる、また生でも。仕事の区切りにとあわただしくキッチンに立つことが多いけれど、そんな中でもシンプルに味を引き立てる料理をあれこれ考えるのがささやかな楽しみといえるかな。 つづきを読む


昼飯2013年11月12日(火)のメニュー

 ・青トマトとベーコンの炒めもの
・キャベツとカリフラワーの塩味スープ
・豆腐とセロリと人参のサラダ
・野の扉のレーズンカンパーニュ

 

わ、わ、わ~ 青トマト! 
11月初めに届いた野菜ボックスには固くしまったピンポン玉大のトマトが。ありがたくも強烈だった夏の日差しもいつしか低く斜めから差し込む季節となり、畑に残っていた最後の支柱とともに、赤く色づくこともないまましがみつくようにしていた枝もろとも引き抜かれた青いトマト。一般市場ではほとんどお目にかかれないけれど、意外やけっこう料理に活躍するんですよね。

20年以上も前のこと、スエーデンから来日していた女性が、実家ではたくさん取れた青トマトはピクルスにして保存したり、ジャムにして重宝していたと聞いて、それ以来、畑に捨てられている青いトマトを見ては、「ああ、おいしそう!」と意地汚さまるだし、立ち去りがたいきもちになったり。

最近、近くの食品スーパーで、どうやら「青トマト品種」らしい感じで、うやうやしく2個パックで450円くらいで出ていたのを見かけたけれど、この値段ではちょっと手を出しかねます。味はどんなかしら?と興味津々なのですが。
届いた青トマトは、放っておくと、室内では少しずつ赤みがさしてきます。同時に固さ取れてくるので、青トマトらしい爽やかな酸味を生かすのなら、固く青いうちに使わなくてはと、さっそく料理にかかることに。

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2013年11月1日メニュー

・野菜寿司(具はコンニャク・イタドリ・おろし大根入り卵焼き・人参・生姜)
・イタドリと油揚げの煮物。
・味噌汁(油揚げ・春菊)

 

 

その昔、高知出身の同僚と6年いっしょに仕事をしていた時代に、その人の実家のお母さんから、毎年、事務所に珍しい食べものが送られてきていました。土佐文旦、小夏(どちらも高知特産の柑橘で美味しい!)、ヤマモモ、柚酢、鰹の生節(ナイフで薄く削って玉葱のスライスと合わせて柚酢醤油をかけて食べる)、ケンピ(芋ケンピに非ず。小麦のケンピ…これぞ元祖ケンピ)などなど…高知って、なんて珍しいうまい食べ物がたくさんあるんだろうと、毎年、同僚の故郷からの段ボールが届くのが楽しみでした。

先週末、ずいぶん久しぶりに、高知へ行ってきました。高知とのつながりが食べ物の思い出ばっかりというあたり、我ながら食い意地が張っていること。
今回は、25年以上も前に、雑誌の取材をお願いして以来、年賀状と、作品展のご案内をいただいたりというゆるゆるのおつきあいをしてきた布作家の早川ゆみさんの本づくりをお引き受けすることになり、20数年ぶりの高知行きとなったしだい。
といいながら、早川さんが連れて行ってくださった「オーガニックマーケット」といい、20年にわたって女性たちで経営してきたアジアのおいしい食堂のランチや、新鮮で安い土地の食材を並べた屋台がどこまでもつづく日曜市、それに、早川さんちの手づくり料理と…やっぱり、おいしいものの出迎えに頬がゆるみっぱなしでした。
日曜市では、ぶしゅ(「佛手」と書くそう…)柑(6個で100円!…あまりの安さに頭と手が合わず、100円玉5枚と数えて笑われた…)、塩もみしてしゃきしゃきの食感を食べるというハスイモの茎、根本がスクエアな形の四方竹や、野草のイタドリが塩漬けや、野菜寿司の具になっていたり…と、珍しいものづくめで目を見張ってばかり。
龍馬空港の売店でイタドリの塩漬けが売られていたのにはびっくり! もちろん迷わず買いましたよ。野菜寿司はレストランのメニューにもあります。

 

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