・ 菜の花と薄焼き卵の煮びたし
・ 山独活(ウド)の皮の豆板醤炒め
・ サツマイモと人参葉のサラダ
・ レーズンブレッド
・ 白菜と油揚げの味噌汁
届いたばかりの野菜ボックスからは、鮮やかな黄色の蕾をびっしりつけた菜の花が飛び出してきそうなくらいに箱の中にぎゅうと詰め込まれている。このあふれんばかりの生命力を、さっさといただいちゃうんですけどね。それでも早く外に出してあげたい、といった奇妙な考えに背を押され、野菜を確認する手の動きもせわしなくなってしまいます。
さっと湯をくぐらせると緑いろがひときわ濃くなった菜の粗熱を手早くとり、水気を軽く絞って、食べよい長さに切りわけます。卵は薄焼きにして、7~8ミリ幅の帯状に。
煮びたしの出汁は、本日は特別に昆布と鰹節でとった一番出汁を酒・塩・薄口醤油で濃いめに味をつけて。出汁の粗熱がとれたら、菜の花と薄焼き卵をひたひたに漬け込んで、10分くらい。味が染こまみなくても、食べるときに汁ごととりわければいいのだから。
野菜のおいしさがよくわかるおひたしや、だし汁につける煮びたし。ことさらにいうほどのことでもないありふれた家庭料理なんですけどね。
山独活の皮がたまったので、すこし残っていた茎部分も千切りにして、豆板醤・酒・醤油少々で炒め、たたっと、きんぴらを1品。
野菜といっしょに入ってくるノラのパン。今週は菜種油の黄色が映えるレーズン食パンでした。
白菜と油揚げの味噌汁も冬の定番でしたが、白菜もそろそろ春野菜にバトンタッチかな。
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