2004年11月30日 | |
昼めしの献立
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毎週木曜に菜園「野の扉」から野菜が届く。華やいだ青みに、週後半は材料を選ぶ手つきもうれしく迷い、にやにやしながら台所に立つ。 鰹だしの味噌汁に合いそうなものはどんどん入れて、里芋、白菜、玉ねぎ…と煮込む。ほっそり一本残っていた辛味大根も斜め輪切りにして入れて、長葱はいちばん最後、味噌をとく直前に。冬になると白い根ものが多くなる。冬の滋味だ。 黄色くなりはじめた大根葉も炒めればたいがい大丈夫。香りのいい胡麻油がよく合う。きざんでおいて最後にご飯にまぜよう。 先週の残りもの豆サラダに、あらたにゆでたジャガイモとブロッコリー(と、ひとつぽつんと残っていた小さなヤーコンも)を加え、きざんだキャベツに、バターとオリーブオイルと塩、黒胡椒をさっと合わせた温サラダ。 そして淡路島からいただきもののサツマイモ。泥だらけの芋を洗ってあらわれ出る紫皮と、切り口のみずみずしい白さ。駄目になっていたところもあったけれど、切ってみて大丈夫そうなところをサイコロより大きめに切っていく。人参も同じように火が通りやすそうな大きさに切って、皮付きの紅玉といっしょに塩をふり、ちょっと置いておいて水が出たら蜂蜜を加えて少量の水で煮る。小さなシナモンステックをひと枝。あっというまに甘い香りがしてきた。 |
桑の葉茶 | |
かすてら |
料理人:でこ
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