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2006年9月25日 発売

※品切れ・重版未定
パーマカルチャーしよう!
愉しく心地よい暮らしのつくり方
安曇野パーマカルチャー塾

糸長浩司監修
定価:1500(税込:1650)円
ISBN:4-916110-38-2
A5並製 148ページ(フルカラー)

 

 

 

解説裸足でそっと畑の黒土に触れてみたら、ほっくりと温かく気持ちいい。幾年も耕さない田んぼの土の中を覗くとそこは、無数の細い根が網の目のように絡み合う根の宇宙――。草や木、虫、鳥、動物などあらゆるいのちの巡りのなかでいとなまれる「自然な農」の再生と、つながり合う小さな環のように自給自立のコミュニティー実現をめざすパーマカルチャーの深い知恵に触れて、「農」とともにある暮らしを求める人が増えています。 1970年代、オーストラリアで生まれた永続性ある農的暮らしの体系―パーマカルチャー。世界的な広がりをみせるパーマカルチャーの提唱者ビル・モリソン氏が「日本がうらやましい。人と自然が調和的に生きられる文化が継承されてきていたのだから」と語っているように、ついきのうまで、多種多様な雑木の山々が地下水脈を養い、農や暮らし、産業を支えてきた日本列島の豊かだった自然は今や崩壊寸前の危機に。 ベランダのプランターや庭の片隅に蒔いた一粒の種を育て、日々の暮らしのなかで食べ物や水など多様ないのちが還るまでを見とどけ、遠く連なる山々と自分のいのちもつながっていることに想いを馳せるとき、ペットボトルの天然水や、お取り寄せの「土地の恵み」を独り占めするようなナチュラルライフとは異質の、愉しさと心地よさがあることに気づきます。

読者カードから

●写真も多く、読みやすく、ワクワクしながら読了出来た。いくつか文献案内もあったので、さらにパーマカルチャー関係のものを読んでみたいと思う。(東京・35歳 男性)

●日本でさまざまな方面からパーマカルチャーに取り組んでいる方々からのメッセージが、ぎゅっと詰まった内容になっていて、都会の暮らしでも始められるパーマカルチャーがあるんだと改めて思いました。多様性がある中でのつながりが大切ですね。(大阪・30歳 女性)

●書店で平積みされていたのもありますが、すぐにピン!と来ました。中を見てみると、何やら楽しそうで、ワクワクするぞっと思いました。思った通り、素敵な体験がつまっている本でした。(東京・27歳 女性)

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