昼めし日記

昼飯2021.2.1(月)

  • オムライス風
    <材料>米、玉ネギ、人参、ゴボウ
    オムレツ用=卵・豆腐(卵の1/3~1/2)
    <調味料>バター、オリーブ油、トマトピュレ・塩・胡椒、
  • 大根・ジャガイモ・豆腐の味噌汁
  • ゴボウとジャガイモと人参のきんぴら
  • ほうれん草ととクスクスのサラダ
    <材料>ほうれん草、玉ネギ、クスクス、塩・胡椒、サワークリーム、オリーブ油

 

20年、30年と化学肥料や農薬を使わない農業を続けている農家との産直で生命力に溢れた野菜や米・麦・雑穀を食していることもあって、時おり外食をすることはあっても、なるべく事務所で昼食を作って食べながら仕事にまつわる話も、という仕事のしかたが事務所でも家でも身についてしまいましたね。それでも仕事のゴールが目に入ってくると進行も気になるのはいたしかたないこと。そうしたことが習い性にもなって、時短調理の技やアイデアがしばしば頭の中を駆け巡ります。

先週やり残した仕事が目につく新しい週の初日。昼飯づくりも前日、前々日や、時には先週末、冷蔵庫に残された出汁、スープ、たれ、合わせ調味料なども折あらばと出番待ち状態。

本日の「オムライス風」の、怪しげなとはなんぞや…!? とお思いでしょう。
結論を先に明かしてしまえば、普通、オムレツといえば、熱したフライパンでたっぷりのバターを溶かしたところに4〜5個の溶き卵をジャっと入れ、ということになるけれど、卵の数が不足ぎみでも、豆腐の残りがある、となれば豆腐を水切りし、ザルにて裏ごし(スペースの都合で道具は揃えきれず、ザルが活躍)して溶き卵を増量。これで仕上がりの見た目も、味だっていけますよ。これはハレの日のご馳走としてのオムレツじゃないし、豆腐と卵はもともと馴染みのいい素材だから、新しい美味しさを発見できたらオーケーなのです。

ライスの方はといえば、米(洗って水切り、または無洗米…事務所でも家でも買ったことないけど)をバター(+植物油にしても)で米が透き通るくらい炒めて釜へ。同じ鍋で刻んだ玉ネギ、人参、ゴボウを順番に炒めて米の上にのせて炊くと、高校(数十年前こと。今や略式に違いない?)の家庭科調理実習で初めて習った記憶が。

けれどすでに長年(40年近く前開業以来の)の当事務所定番は、洗った米を通常より水量を少なめに、その上に刻んだ玉ネギ、人参、ゴボウをのせ、塩・胡椒、トマトピュレ適量、サラダ油(胡麻でも菜種でもエゴマでもよし。絞り機で絞ったものは風味よく酸化しにくい。薬品不使用のものを選びたい)またはオリーブ油を大さじ1/2ほど垂らしてスイッチオン。時間に余裕あれば、炊く前に炒めても。

アフリカで生まれたというクスクスも、いまは極小パスタなのだそう

先週熱湯でふやかしたクスクスの残りが冷蔵庫で、「なんとかして!そろそろ限界です。」と寂しそうな視線を送っているのに気づいてはいたけれど、週明け、ようやくレシピを思いつきました。
ピンと張った葉に生気がみなぎっているほうれん草を生のままサラダにすることに。相方はスライスしたフレッシュな玉ネギ。
ほうれん草は洗って水をふき取り、手でちぎっておく。
サワークリームとオリーブ油(同量程度)を混ぜ合わせたところにクスクスを全体の半量程度加え、塩・胡椒、橙(だいだい)果汁(レモンでも)を少し加えてよく馴染ませ、ほうれん草を和える。
サワークリームは酸味がヨーグルトより抑えられ、生クリームにやや近い感じ。

春一番が吹いたとて、寒さはこれからが本番。根菜の実力を大いに活用したいですね。(よ)