☆2014年1月22日(水)のメニュー
・ベジドライカレー
・スープ
・蕪とベビーリーフのサラダ
お歳暮のビールの鮮度が落ちないうちに飲んでしまおうと盛り上がり、事務所の若い人たちとプチ新年会をすることに。こういう話はすぐまとまります。
お酒とくれば、つまみです。大根、白菜、人参など甘味が増した冬野菜のストックも十分あるから、何品かできるでしょう。女子はみんな野菜好きだから、これでよしとして、男子には、ボリューム感のあるものもと、ひき肉とほうれん草を使ったドライカレーを用意。
総勢6人、人参と聖護院大根のグラッセ、ふっくら煮いた大根とアサリ、白菜とベーコンの炒め煮あんかけ、ドライカレーと、大皿に盛った料理、持参のつまみも、つぎつぎと平らげ、事務所の料理酒(純米だから、そこそこおいしい)まで飲みつくして、機嫌よく帰っていきました。
料理に何時間かかっても(この日は普段の延長程度の時間で)、もりもりと美味そうに食べてる顔を眺めているだけで、作ったほうはうれしいのよね。疲れたなんて思わないもの。「食べもの」のちからは偉大なり。
ハレから、ケの日常へ。肉なしカレーもまた旨し。
で、一番人気だったドライカレーをまた作ってみたくなりました。こんどは私ももりもり食べたいし。
ただし、肉なし。何を使おうかな~ 豆腐は水気を飛ばすのに時間がかかるし、車麩にも気持ちが動くが…とあれこれ思案するうち、ふと思いついたのが「高野豆腐」。精進料理に欠かせない素材ではあるけれど、じつは自分では含め煮かヒジキと煮たりするくらいで、それ以上レパートリーは広げていない。
高野豆腐をすり下ろしたら…?
2人分で2枚というところ。これをすり下ろして使ってみるかと、ぬるま湯にさっと浸してぎゅっと水気を絞ったのをすりおろしたらカサがどっと増えてしまい、オタオタ。多すぎたかなあ。ま、余ったら酒のつまみにしましょ。あと、玉ねぎと人参、在庫の牛蒡も使います。ちびっと残ってたセロリも入れようっと。
中華鍋に油を大さじ2くらい入れて熱くなったらターメリックを軽く炒めて香りを出し、高野豆腐以外を順番に炒めます。塩コショウ、コリアンダー、カイエンヌペッパーなど(お好みの)スパイスを振ってさらに炒め、少し水気がでてきたところに豆腐を入れ、酒と、だし汁か水、トマトピュレ(この日はいただきものの甘さ控えめのケチャップで)を加え、炒めながら汁気を煮詰め、味を濃くしていきます。
最後にガラムマサラのパウダーを振ってかるく混ぜ合せ、味を調える。
クミンシード・ターメリック・油小さじ1程度を入れて炊いたご飯にカレーを添えて。
初めて高野豆腐をカレーに使ったけど、こんなにおいしいカレー味に染まるとは!
高野豆腐、いいなあ。知ってる人からはなぁ~んだそんなことって言われそうだけど、自分で発見すると、何だか鼻高々(何に?)な気分。ハマると延々と作ってるから、昼飯ねらいの方々、ご用心。
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