2010年 3月9日
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☆昼飯コラム☆
今までコーヒーやハーブティーは好きでよく飲んでいました。知人の家で飲んだルイボスティーがおいしくて真似して買って、家で飲んだりとか。薬草茶もちょっと気になってはいたけれどコーヒーや紅茶に比べると特別なものというイメージがありました。でも野菜や薬草にあふれる自然食通信社で働き始めて、ドクダミやヨモギ、玉ネギの皮のお茶などをよく飲むようになって、日本の薬草茶に親しむ機会がふえました。
そして最近よく薬草茶を飲んでいます。ヨモギやどくだみ、穀類のアマランサスなど。それぞれに煮出している時の香りが違い、味も違い、これはどんな風に体に効いてくるんだろうと楽しみながら飲んでいます。おかげで特に寒かったこの冬も風邪の気配など全くなく過ごしてしまいました。
薬草はすごい、かもしれない。古代の人々が体で実感しながら薬になることに気付いていった草や花。この本には、薬草をお茶にする他、ご飯のおかずやお菓子、お酒などにもできるレシピが載っています。こんな風に薬草を使って楽しみながら病気を寄せ付けない体にしていけたらどんなにいいでしょう。気負わずに、ちょっと出かけたついでに薬草探しをするヒントも教えてくれます。
都会に住んでいるとなかなか手に入れにくいものもあるけれど、ぶらっと探しに行ってみたくなりました。
前田真理子
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担々麺ならぬ”大根麺”?! 中国花山椒の香り・刺激にしびれます。
千切りにした大根をから煎りして火を通し、胡麻油、塩、中華花山椒でサラダをつくったつもりが‥大根を麺に変えたら、この花山椒を分けてもらった、ご近所「栄児家庭料理」の店の看板料理、担々麺の味になるんじゃないの~~、というほど、山椒の香り高く、確かに、店のマスターが「この花山椒は、他のと全然違います!」と、ひと抱えほどもある山椒の瓶を見せながら憤然としていたのにもなっとく。ほんと、ガツンっときましたね。日本に麻婆豆腐を紹介し根づかせた著名な中華の料理人、陳健民さんが、故郷の山椒なしには本当の麻婆豆腐の味にならないけれど‥と言っておられたそうだけど、わかる気がするなあ。
もう一種は、山芋とろろと、人参すりおろしを合わせて火を通し、こちらはパレスチナ・オリーブオイルの瑞々しい香りと、塩、すり胡麻とでいただく。人参の割合を多くすれば、さっぱりめに、山芋を多くすればねっとりします。
この冬最後の1個になったリンゴ。少ししわしわになった皮をむき、鍋で蒸し煮すれば、フレッシュなジャムといった風。この蒸しリンゴにマスカルポーネチーズをのっければ、おやつにも。紅茶ととてもあいます。
店頭には、早手回しに、新ジャガも顔をのぞかせているけれど、寒さに耐えて、甘みをたくわえた越冬ジャガイモでつくるポテトサラダのおいしさといったら! 玉葱をスライスし(いよいよ、芽の勢いが強くなってきて、さすがに水さらししました)、水気を絞って、ブロッコリと、ゆで卵もざくっと刻んで、和えるのはサワークリームを使うことが多いけれど、きょうはマヨネーズで。
スープは塩味のみ。鰹節少々でとっただし汁に鋏で細く刻んだ昆布を加え、そのまま具を加えて煮る。具は大根と山芋の千切り。仕上げに水菜を散らし、胡椒の香りをアクセントに。
料理人:よこやま
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