昼めし日記

2008年 11月25日
昼めしの献立 

  • 長葱丼 
  • 里芋、大根、人参の味噌汁 
  • キャベツの温サラダ 
風邪が流行っています。
スギナのお茶や葱料理はいかが?

風邪が周りで流行っています。東京も急に冷え込んできて、ここ何年も続いた暖かい11月、12月に慣れたからだにはちょっとこたえます。事務所の薬草茶も風邪予防を兼ねてスギナとドクダミのブレンドに。たっぷりの水でゆっくりゆっくり煮出すとらおだやかな味わいのお茶になります。赤紫蘇の干しておいたのを加えてもいいですね。こちらも飲んでると風邪をひきにくくなりますよ。
毎週届く野菜ボックスも気がつけば冬仕様。大

  病みつきになったら大人の証拠?

ぶりの大根、蕪、人参、里芋…と根菜がひしめき、ずんぐりした冬葱も入っています。寒さが日増し
にきびしくなっていく畑で甘みが増した根菜をほっこりと煮含めれば、からだを芯から温めてくれま
す。胡麻油などを少し仕上げに加えたりしても保温効果はアップ。油の摂り方も、使いすぎないよう
良質なものをほどほどに工夫して使いたいですね。

本日は、野菜ボックスに2週間分ためこんでいた長葱を思いっきり使うことに。外側のしなびかけた皮をひと剥きすると、おぉ! つやっつやの白い肌が。太めの長葱3本をブツブツと切ったら、さらにタテにざくざく包丁を入れて、笊1杯くらいになったのを、葱丼に仕立てようというわけです。これで2人分ね。
超簡単です。バターの風味をつけようというところがミソでしょうか。鍋を熱し、バターひとかけを焦がし気味にして酒、醤油、だし汁(割り下をつくっておけばさらに簡単)を加えてジャッと煮立たせ、葱を全部入れてしんなりしたら、溶き卵でとじる。
長葱をメインディッシュに――。薬味だけではもったいない! 堂々、主役を張れる旨さと滋養を具えた長葱の魅力、もっと引き出してみたいなあ。

温サラダはキャベツの芯のところを離さないように包丁を入れ、大ぶりにカット。山葵菜、ルッコラを敷いて乗せ、さいの目にした柿、チリメンジャコ、クルミなども散らして、酢醤油をかける。きょうは丼用のバター醤油を使用。

本日のお茶

薬草茶(スギナ、ドクダミ) 

本日のおやつ

いただきものの利休饅頭(さっと蒸したらほっかほかに。)

                                   料理人:よこやま