昼めし日記

2005年5月24日
昼めしの献立 

  • 春菊と人参、小玉ねぎのサラダ 紅茶卵添え 
  • キュウリと豆の和風カレー煮
  • 梅干しご飯 
  • 味噌汁(大根、ニラ、かんずり)

 22日、立川市で開かれた出産・子育てイベント「多摩らんなぁ」に行ってきました。『自然なお産献立ブック』の著者岡本正子さんの料理講習「これでいい! 目からウロコの乾物料理」のメニューは、五穀ご飯、とろろこぶと小町麩のお吸い物、五目切り干し煮、だしがらで作るおかかふりかけ、ひじきのしっとりふりかけ。これだけ作ってゴミはほんのちょっぴり。乾物はほんと、便利です。
 多摩らんなぁは、都心のイベントには小さい子どもを抱えていてはなかなか出かけていけない、それならば自分たちで企画しようと多摩地区の助産士さんや子育て中の女性たちが手弁当でつくってきた催しです。講演をなさった大野明子さんの著書『子どもを選ばないことを選ぶ』(メディカ出版)を会場で購入。産婦人科医として避けられない出生前診断についてのすがすがしい立場表明に、身辺のさまざまな雑事が洗い流されていくような気持ちになりました。強くおすすめします。
 今日は、八田尚子さん(『南九州から有機生活』で取材執筆)のお土産の「日の出の梅干」(お住まいが日の出町です)で、梅干ご飯。お米から梅干を一緒に入れて炊き上がったら混ぜ込むだけのシンプルレシピですが、「おいしかったなぁ」の気持ちを夕暮れ時まで反芻してしまう御馳走でした。
 人参の千切りをオリーブオイルで炒めた中に塩、マスタードシード、甘夏ミカンの絞り汁を入れ、茹でた春菊と小玉ねぎのスライスと和えて、サラダに。紅茶卵はゆで卵をクローブで香付けした紅茶の中に漬け込んであったものです。当初炒める予定にしていたキュウリは、煮立てたかつおだしを塩、醤油で味付けした中に玉ねぎと一緒に入れて少し煮込み、昨日の残りの豆とキャベツのカレー煮を加え、カルダモンやクローブ、クミンなどスパイスとかつおぶしのだしがらも投入して水気を飛ばすようにして煮ます。キュウリの歯ざわりが残るくらいのところで火を止めます。カレー風味で和風味。味噌汁には新潟のかんずりをひとさじ。のどを通り過ぎるときにヒリヒリするほど辛くなるんですよ。

本日のお茶 スギナ+ヨモギ
本日のおやつ クローブコーヒー

料理人:しろ