昼めし日記

2005年5月13日
昼めしの献立 

  • ジャガイモと蕪の味噌あえ・柚子コショウ風味
  • 人参とキャベツのスパイス煮
  • チシャと胡瓜のサラダ
  • 中華風スープ(大根、チシャ、蕪の葉、卵)
  • Spicaのくるみパン
  • 麦々堂のオニオンクーペ 

 麦々堂からうれしいパン到着。あいかわらず麦さんの手でまとめあげられたパンはうつくしい。
 そしてもうひとつ、編集長がSpicaさんから持ち帰った、ほんのりしぶいオレンジのような茶色のような、うす紅のような、くるみパン。そうだ、これは胡桃の色なんだ。白い粉にはたかれて、こちらもまたお化粧した娘さんのよう。小柄で、しっかりしててなお楚々とした感じの。

 きょうは朝から曇り空だ。雨が降るのかな、と思いながら、また12時過ぎて台所に立つ。コンロのすぐ脇にちいさな窓があって、時々風がゆれるのが気持ちいい。空気はつめたい。あまり体を冷やしたくないし、あたたかい料理を中心に…と思案しつつ、でもやっぱり今週からキュウリが来たから(「野の扉」から届くお野菜はもう、一部、夏の顔!)サラダもつくってしまおう。
 小さなジャガイモ4つ、蕪を3つ、同じくらいの大きさに切ってコトコト煮はじめる。切り昆布も入れてじっくり。そこから出し汁をもらうつもりで、中華スープの準備。材料を胡麻油でざっと炒めて水とさっきのジャガイモの煮汁を入れ、塩・レッドペッパーなど加える。やわらかくなったら溶き卵を入れて、酒、醤油で味つけ。きのうのお昼の残り、「小松菜のキムチ炒め」もこの中へ(ちょっぴりなので辛さはひかえめ)。チシャはレタスの仲間。レタススープは安眠効果がある、と以前野菜料理の本で読んだ。胃腸にもやさしく、リラックスするのだそうだ。眠くなったら困るけど、こんな肌寒い曇りの日はつくりたくなるみたい。
 スープを作り終わるころにはジャガイモたちも充分茹であがっていた。味噌と柚子コショウをまぜて、酒と醤油をほんのすこし、で、できあがり。手でちぎったサラダ菜を添えて。柚子コショウは小さじ半分くらいだったけど、けっこうぴりっと効いてます。
 人参とキャベツはいつものように塩、クローブなどを入れて蒸し煮にしつつやわらかくなったらカレーパウダー、オールスパイスなどをひとふり、ふたふり。黒コショウをしっかりめに。
 キュウリは軽く塩でもんでとんとんとんと厚めに切って、新たまねぎ、チシャ、胡桃、チーズとオリーブ油のサラダ。みんなでぺろりとたいらげました。

本日のお茶 スギナ+ウルイ
本日のおやつ Spicaのあんパンとマフィン

料理人:でこ