半袖にもなりたいような最高気温22度の日から一転、翌日は14度になったりと、行きつ戻りつしながらも季節はゆるやかに移っていっている。通い道の途中の小さな崖際にヨモギが30センチほどにも背丈を伸ばしているのを見つけたので、事務所のベランダで天日干しに。10日ほどでこの 春いちばんのお茶にできそう。
けさ届いたばかりの野菜ボックスから、顔を覗かせた葉付き人参。20センチほどに伸びたやわらかな葉の下についた人参はまだ小指ほどの可憐さ。葉っぱはさっと湯をくぐらせてみじん切りにし、濃い目の塩でもんでおく。人参は薄切りに。炊き上がったごはんにこれを混ぜ合わせたら、やさしい香りがすうーっと鼻をくすぐって、うっとり。
グラタンのほうは普通サイズの人参を1人分1本(本日は2人分)、千切りに。乾麺があるので(以前岩手からいただいていた)これをゆでておく。勢いよく伸びた玉ネギの芽(長いのは15センチほどにも。玉のほうはだんだんグズグズに)を刻み、軽くバターで炒め、人参を加えてカサを減らしたところで振るった小麦粉を混ぜ、牛乳とうどんを足し、塩コショウで味付け。刻んだチーズを散らし、トースト用のオーブンで表面のチーズに焼き目がつけばオーケー。インスタントなグラタンの出来上がり。
昆布と大豆の煮たのはスタッフが持参したもの。ジャコでとっただしがいい味をだしています。
鰹節でだしをとり、梅干の果肉、薄切りのジャガイモ、レタスを入れてくつくつ煮込んだら、塩で味を整える。1個まるまるのレタスは先週のものだけれどしっかりしていて(レタスは生え際のところから腐りが出やすいのだけれど)、意外とカサも減らず、存在感のあるスープに。
蕪とレタス、ルッコラの香りを楽しめるサラダも添えて。
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