2010年9月28日
●昼めし献立
- かぶと茄子のあっさり煮
- 豆腐のソテー2種類のソース
- キャベツと葱の味噌汁
- 白いご飯
本日のオイシイ!
自然な甘みが引き立つ薄味の野菜の煮物、やさしいおいしさです。
時々食べたくなる、子どものころに食べ慣れた甘ぁーい母親の煮物も好き。
だんだん涼しくなってくると体をじんわり温める料理が食べたくなります。
かぶと茄子を出し汁でやわらく煮ます。生姜のスライスと八角を加え塩、醤油少々で味付けし、最後にゆがいた大根の間引き葉を入れます。あっさり、八角風味の煮物です。間引き菜は、大根の子ども時代。葉っぱは苦みもなくやさしい味わい、小指ほどの太さもない根のほうとかぶが甘くて味もよくしみました。
子供の頃は煮物といえば母親が作ってくれた醤油と砂糖で煮た甘辛い味が定番でした。甘ぁーい野菜の煮物と甘い煮魚などが一緒に食卓に並ぶ事もあって、子どもながらに「砂糖取り過ぎじゃない?」なんて思ったりもしていました。その反動もあってか自分で食事を作るようになってからは煮物は薄味にすることが多く、野菜の甘みを楽しんでいます。けれどもたまにあの甘辛い煮物が無性に食べたくなるのです。やっぱりあの甘いのもすきだなあと、あっさり味の煮物を食べながら思いました。
2品目は豆腐料理です。水切りした豆腐をオリーブ油でじっくり焼きます。ソースは茹で卵をつぶし、醤油、オリーブ油を加えよく混ぜたもの。ニンニク、葱、キュウリのみじん切りをごま油で炒め、豆板醤、コチュジャン、味噌を加え煮詰めたものの2種類です。キュウリの歯ごたえが効いています。
味噌汁はキャベツの千切りをたっぷり使い、葱のみじん切りを散らしました。
秋大根の子ども時代。葉っぱにはうぶ毛が。
薬草茶(ドクダミ、熊笹、ヨモギ、スギナ) |
料理人:まりを
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