・青トマトとベーコンの炒めもの
・キャベツとカリフラワーの塩味スープ
・豆腐とセロリと人参のサラダ
・野の扉のレーズンカンパーニュ
わ、わ、わ~ 青トマト!
11月初めに届いた野菜ボックスには固くしまったピンポン玉大のトマトが。ありがたくも強烈だった夏の日差しもいつしか低く斜めから差し込む季節となり、畑に残っていた最後の支柱とともに、赤く色づくこともないまましがみつくようにしていた枝もろとも引き抜かれた青いトマト。一般市場ではほとんどお目にかかれないけれど、意外やけっこう料理に活躍するんですよね。
20年以上も前のこと、スエーデンから来日していた女性が、実家ではたくさん取れた青トマトはピクルスにして保存したり、ジャムにして重宝していたと聞いて、それ以来、畑に捨てられている青いトマトを見ては、「ああ、おいしそう!」と意地汚さまるだし、立ち去りがたいきもちになったり。
最近、近くの食品スーパーで、どうやら「青トマト品種」らしい感じで、うやうやしく2個パックで450円くらいで出ていたのを見かけたけれど、この値段ではちょっと手を出しかねます。味はどんなかしら?と興味津々なのですが。
届いた青トマトは、放っておくと、室内では少しずつ赤みがさしてきます。同時に固さ取れてくるので、青トマトらしい爽やかな酸味を生かすのなら、固く青いうちに使わなくてはと、さっそく料理にかかることに。
青トマトはすりおろして、みじん切りにした玉ねぎと、奈良のばあく(「 1983年に15人の主婦たちが、『子供に合成保存料の入っていない安全なものを食べさせたい』と、『豚肉を食べる会』を立ち上げました 」とホームページに。当時の『自然食通信』でも紹介したことがありました。長年にわたり地域の生産者の方たちと事業を続けてこられて、しっかりと地場産業として根づいているのですね。都内のデパートの食品売場でベーコン・ハムを見つけ、買い求めました。豚の命をしっかりいただこうという気持ちにさせてくれるじっくり仕上げたおいしさが詰まっています。”偽装食品・偽装表示”で大揺れに揺れる昨今にあって、そろいぶみで頭を下げ続けるばかりの情けない大手企業に爪の垢でも煎じて飲ませたいよ)のベーコンも使って、さっと炒めてみました。味付けは塩コショウと酒少々で。
本格的に来だしたキャベツをがっつり使ってスープに
なにせ仕事の合間の料理なので手がかからないというのがカナメ。スープは長ネギの外側、玉ねぎの根元、人参のしっぽなどをためてとったベジブロスをメインに、昨日とっておいた鰹節のだしと割って。塩コショウで味付けし、根元をつけたままキャベツに大きく包丁を入れ(二人分でキャベツ半分使用)、15分ほど煮込んだら、小房に分けたカリフラワーを加えてさらに7~8分煮込めば完成。
野菜ボックスにはノラのパンも入ってくるので、火曜ほぼパン食メニューに。といいながら結果は適当になってしまっているかな。
本日はパンを意識して、水切りした豆腐を裏ごししてすり胡麻(すり鉢ですります)、サワークリーム、すりおろし人参と混ぜ合わせ、塩コショウで味付け、セロリのみじん切りをたっぷり混ぜ込んでディップに。
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