【3刷】できました!!(2020年3月3日)一時的に重版中品切となり、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。
子どもが作る”弁当の日”が変えた、すごいこと。
シリーズ・子どもの時間6
「ごちそうさま」
もらったのは”命”のバトン
〜子どもがつくる”弁当の日”10年の軌跡〜
竹下和男
●香川県綾川町立綾上中学校
本体価格:1500(税込:1650)円
ISBN:978-4-916110-82-4
A5変型判並製 160ページ
自分でつくる。家族につくってあげる。
友だちの顔を思いながらつくる。
「いただきます」「おいしかった」
あたりまえの言葉がうれしい。
料理には作り手の「命」が入るから。
「台所に立つことは意味がない」
と育てられた「親」たちが、
子どもの成長を喜び、子どもと台所に立ち始めた。
あなたとともに育つのは、こんなに楽しい!
食事作りに心=命を込める大人たちの背中に
こんなオーラを感じたとき、子どもたちの「心の空腹感」は満たされる。
「ひろがれ”弁当の日”」ホームページ
http://d.hatena.ne.jp/bentounohi/
”弁当の日”実施校、1898校に
(2018年7月16日現在)
☆目次から
第1章・子どもが作る“弁当の日”の物語
2人のお父さん…「男の子は料理なんてできなくてもいい」と“弁当の日”反対派のおとうさん/「一緒に練習しよう!」料理メモ片手に台所に立ち始めた父と息子/「“弁当の日”だけでも帰ってきてくれんか」/「“弁当の日”は別れたお母さんが帰ってくる日に」
仕返し弁当…母へのプレゼントは“冷凍食品”ぎっしり弁当/「親」世代は“台所にたつことは意味がない”と育てられたのだから
ピーマンくさっ…「食べてもらう」と「食べさせてもらう」とちゃっかりセット/“おいしく工夫”の自信作に「うわー、ピーマンくさっ!」/私も「おかず、おいしくない」って、お母さんにおし返した…/
こげこげ弁当…「生まれて初めて自分ひとりで作ったんや!」/「独立宣言!」
私と家族を少し近づけてくれる“弁当の日” 3年 三野 彩夏
「(略)私も、親子の絆ということであればあまり自信はありません。反抗期といえばそれまでですが、家族と素直に向き合うことのできない自分がいることにも気づいています。家族と同じ空間にいること、親しく会話することが嫌になることもあります。(略)そんな私と家族を少し近づけてくれる日があります。それが“弁当の日”です。(略)自分で作ったおかずを大皿に盛って出すと、家族のみんなは「おいしいよ」と食べてくれます。ほめてもらえるというのはとてもうれしくて、作る喜びを味わうことができます。家族がニコニコしながら食べているのを見ていると、ふだんの家族への感情がどこかへ消えてしまいます。(略)私が中学校を卒業して、“弁当の日”がなくなっても、母と肩を並べて料理をしたり、楽しい食事がいつもできるようになったら、どんなに素敵だろうなと思います。(略)」
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