・パン(カンパーニュ他 ※デパートで購入)
・キャベツと玉葱のクリーム煮
・スライスジャガイモの蒸し焼き
・カボチャと大根、ピーマンのサラダ
牛乳は無精者にはありがたい素材
戦争に負けて(古い話ですねえ)、占領軍アメリカからもらった不味い小麦粉パンと脱脂粉乳に救われた欠食世代のせいか、牛乳を飲む週間はついぞ身につかなかったけれど、中学校の家庭科の実習のときに習った「ジャガイモと人参のポタージュスープ」は、当時まだ貴重だったバターと牛乳で「ホワイトソース」をつくり、裏ごししてという“本格派“(?)で、今風にいうならカルチャーショック。夢のようなおいしさだった。おとなになってからは、あんな丁寧な作り方は面倒くさくって、とてもやっちゃいられない。もっぱらただ煮込むだけのクリーム煮になってしまっているのですが。
本日のクリーム煮も、玉葱とキャベツを炒めて水と塩コショウ、ローリエ1枚を入れて煮込んだところにホワイトソースを加えただけ。バターと牛乳のおかげで、だし要らずというのは、無精者にはありがたいことではありますね。
パンを買ったのはデパートに入っている有名店で。でも、カンパーニュもライ麦パンもふわりとして軽いのね。スライスしたパンが何枚でも食べられます。小麦のおいしさがもう少しあったらなぁ…。
おかずは、ジャガイモの蒸し焼き。皮ごとスライスして、薄く油をひいたフライパンに広げ、ごく弱火で蒸し焼きに。ジャガイ自身の水気だけで火を通したら皿に移し、刻んだアンチョビとトマト味噌ペースト(自家製です)を散らして。ビール、ワインのお供にも。
大根は、短冊に切ったのを低温スチーミングしてあったもの。カボチャを蒸し煮にしたのとピーマンもいっしょにごま油と酢醤油のドレッシングで和えて盛りつけ、煎りゴマを散らしました。
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