日々のたより

わが家の頼もしい味方”薬草”
     またもや助けてもらった
    
「ウマノブドウ・栃の実・ホウズキ」エキス

朝、ベッドから降りようとしたら、足首が痛い! きのうは久しぶりに焼酎をだいぶ飲んじゃったからなあ。
昔、若気の至りで深酒していたら、夜中にアキレス腱が痛くなったっけ…。夕方になっても痛みは軽くならないので、いつもより仕事を早めに終わらせて帰宅。アルコールももちろん自粛、睡眠もゆっくりめにとったのだけれど、翌朝にはもっと痛くなっていて、歩こうとして体重を乗せるのも、かなり痛い。手元の医学書の人体図を見ると、足首というよりどうやら、踵の骨のあたりのよう。初めての場所、初体験の痛み。指で押してもかなり痛い。どこからきている痛みなのかが経験則からは読み取れないのが不安な気持ちを増幅させる。
土曜日だが、仕事で出かけなくてはならず、さあ、どうしたものか…。以前の捻挫のときや、うっかり猫を踏んづけて思いっきり噛みつかれたとき、常備していた薬草のエキスのおかげで助かったことを思い出すが、それらとは違う感じの痛みのようだし、どうかな、と迷いつつ、他にいい手も浮かばず(医者にいくという選択肢がほとんどないのでねえ)”10年もの”のウマノブドウ・栃の実・ホウズキの実の3種エキスをガーゼに浸し、3回ほど塗り重ね、おそるおそる立ち上がったら、何と! 劇的に痛みが引いていた。すたすたと歩けたのです。うひゃー!靴を履くと少し痛むものの、外も歩けるし、自転車も漕げる。仕事先でも、数時間、歩いているうち痛みが少しずつ戻ってきてはいるが、かるく足を引きずりながらも夕方までもちこたえられた。
就寝前にも、3回、翌朝起きて、また3回と塗ったら、もうほとんど快復、すごい! ”民間療法”と侮るなかれ。薬草のチカラ(と自分では思っている)に感動、感謝。
一条ふみさんの著書『自分で治す草と野菜の常備薬』(自然食通信社 初版は1998年。改訂新版は2004年刊)にも、この薬草エキスのお話を載せている。初版の編集をしながら、かれこれ20年ものというエキスをいただいたり、自分でもこの3種を10年近く焼酎に漬け込んだものがあったのだが、人にあげたりしているうち、そろそろ底をついてきたので、この秋には、新たに仕込むことにしよう。そのうちわが家の”家宝”になりそう。
                            (よこやま )